沖縄移住へのキッカケ
★沖縄病発病!?
しかし、いざ沖縄に行ってみると、ぼくは周りの女の子はそっちのけで、独りでどんどん沖縄の街をある行きはじめてしまったのです。
そうなんです!沖縄で女の子と恋するハズが、ぼくはすっかり沖縄に恋してしまったんです。その頃にはこんな言葉はありませんでしたが、いわゆる「沖縄病」に一瞬でかかってしまったんです。
イヤ、もしかすると沖縄に来る前に読んだ美味しんぼとクッキングパパで、すでに沖縄病のウィルスに感染していたのかもしれません。
これらの漫画を読んで、とにかくおいしい沖縄料理が食べたかったぼくは、女の子が嫌がるような細い路地を抜けた妖しい店ばかりを狙って食べに行きました。
もちろん誰もついて来てくれないんで独りで食べてました。気楽で楽しかったですが、サークル旅行の意味はまったくありませんでした(笑)!
それでもやはり団体旅行は制約があります。
ぼくは、「もっとゆっくり誰にも気兼ねなく独りで沖縄を見て周りたい!もっとディープな沖縄が知りたい!」そんな気持ちになりました。
その時ぼくは、近いうちまた独りで沖縄に来ようと誓ったんです。
★沖縄病の末期症状!?
そうして、今度はバイクで沖縄に上陸しました。
この旅もスゴイ思い出に残るたびでした。その詳細は別のブログでご紹介させていただいているのでここでは割愛させていただきますが、結局この旅のおかげでスッキリするかと思いきや、今度は季節を通じて沖縄を、しかも、見るのではなく体感したいと思うようになってしまったんです。
言ってみれば、沖縄病の末期症状です(笑)。もうこれは沖縄に住むしかありません。ぼくの中で沖縄移住と言う言葉がどんどん大きくなっていったのです。
それに拍車をかけたのが、帰りのフェリーで出会った大阪の方です。ぼくは彼にスゴイ影響を受けました。
★燃え上がる沖縄移住への想い
彼は沖縄に3年住んでいて、今日はその帰りだというんです。
彼は、沖縄で学童保育の先生のボランティアをしていたそうです。ボランティアだから給料はもらえないんですが(それでもお小遣い程度はもらえたと言ってました。)、生活には困らないだけのことはしてくれるとのことでした。
そして、彼は3年の期限を終えてフェリーで帰るところだと言って、お別れ会で子供たちからもらったという、寄せ書きのような物をぼくに見せてくれました。全然関係ないぼくまでその寄せ書きには感動して、思わず涙しそうになりました。
「とってもいい時を過ごせましたよ。沖縄に住みたいなら、こんなやり方もあるんですよ。」
確か彼はそんな意味の言葉をぼくに言ってくれました。
「そうだよな!本気で探せば沖縄移住という目的を達成するための方法なんていくらでもあるハズだ!ヨシッ!本気で沖縄に移住するぞ!」
その時ぼくはものすごいヤル気をもらって、家に帰り次第沖縄移住計画を進めていこうと誓いを立てたんです。
ちなみにその大阪の方とはいまだに年賀状のやり取りなどさせていただいてます。人との出会いって素晴らしいですね。