最近流行の不治の病、沖縄病についての検証
★沖縄病患者の最近の傾向
最近は沖縄病患者が、沖縄病に感染してからその沖縄病の最終的な形態である「沖縄移住」という症状に達するまでの期間が、異常に短い様に思えます。
「今年の春に始めて沖縄を訪れました!沖縄こそわたしの故郷に違いありません。もう我慢できません。仕事もやめました、今年中に沖縄に移住します!」
とか、
「沖縄がぼくを呼んでるんです!」
なんて人が後を断ちません。
ハッキリとは言えませんが、おそらく大半は錯覚だと思われます…。
以前は、何度かの旅行を経て、だんだんと旅行と旅行の隙間日数が少なくなり、最終的に移住。と言うパターンが多かったんですが、ここんところの傾向では、途中の、「年に何度も沖縄旅行」という時期をすっ飛ばして移住してしまう人が多いです。
原因としては、昨今の異常なまでの沖縄ブームとインターネットの普及に伴う沖縄移住に関する情報が多くなってきたことでしょう。インターネットのおかげで、実際に沖縄移住した人と直で情報をやり取りできる機会も増えていますし、沖縄移住に関するHPも爆発的に増えてきています。
以前でしたら、夢で終わらせていた人も、行動に移す勇気をもらうことが出来るようになってきたのでしょう。明らかに沖縄移住に対するハードルが低くなってきています。
行動することは確かに大事ですし、とってもいいことだと思います。ただこれって、お見合い後即結婚してるようなもんだと思いませんか?
結婚してからお互いのいいところをゆっくり探していくのも確かに悪くはないかもしれませんが、一番楽しい時間を飛ばしちゃうのももったいないと思います(笑)。
もうちょっとデートも重ねて、体も重ねて(笑)、ゆっくりお互いのことを知り合ってから、そしてその過程を楽しんでからの方が後々いい結果を生む場合もあるんじゃないでしょうか?
それに、ぼくは最近、沖縄との付き合い方として、人によっては移住よりももっと良い付き合い方もあるんじゃないかと思い始めています。間違いなく、ぼくにとっては、移住よりも良い付き合い方というものを発見しました。
それについてはおいおいお話しするとして、あなたが沖縄移住をお考えでしたら、そもそも沖縄に何を求めて移住するのか?ここのところをしっかりと見極めておかないと、いがみ合って離婚するような最悪の結果を招きかねません。
しかも、がっぽり慰謝料も取られるかも知れませんよ?
えっ?慰謝料ってナンだって?まぁそう答えを焦らないで(笑)。これから順を追って説明していきますから!
じっくり最後までお付き合いくださいね!
あなたにとって一番楽しい沖縄との付き合い方が、きっと見付かるはずです!
★沖縄移住失敗者が支払う慰謝料とは!?
うれしいことに、早速記事に反響がありました!
「沖縄が呼んでいる!」、「もう我慢できない!」
ぼくはこれを錯覚と言いましたが、
「その気持ちが分かる!」
と言う声です。
もちろんぼくだって、この気持ちを否定しているわけではありません。前号で大半は錯覚と言いましたが、それは裏返して言えば、本当のこともあるといってるわけですから…。
ただ、本当ならばこそ、移住するまでにもっと時間をかけるべきだと思うんです。でないと、慰謝料を払って沖縄とお別れすることになります。
「じゃあ、時間をかけて何をすればいいの!?」
と言う声が聞こえてきそうですが、それの説明は後にして(後かよ!)、まずこの慰謝料と言うのは何ぞや?ってことを片付けていきましょう。
さっきから慰謝料、慰謝料と何度も言ってますが、もちろん慰謝料と言うのはモノのたとえで、
「いくらいくら払いなさい!」
って、裁判所から命令されるわけではありませんよ(笑)?ビックリしました?
ただし、実際に、沖縄から帰っても現金を払い続けなければいけない状況になってる沖縄移住失敗者達も多いのです。
それはなぜか…?
実は、沖縄で借金大王になってしまうからです!(←ガビーン!って、ここ驚くトコロ(笑)。)
しかも、沖縄での給料では毎月の支払いがおっつかなくなるくらいの借金をこさえてしまうのです!
結果、沖縄の悪口を言いながら地元に戻って、ひぃひぃ言いながら借金を返済するなんてことになってしまうわけです。
もしあなたが沖縄移住を考えているのなら、こんなことになりたくはありませんよね?そのためには、どうしてこんなことになってしまうのか?その理由を知ることが必要だとは思いませんか?
ぼくは思います!ですから、次にその理由を考えて見ましょう!(←勝手に進んでいくな…。)
沖縄に移住して、多額な借金が出来てしまう。その理由は、表面だけ見れば、「沖縄の賃金が安いから。」のひとことで片付けられそうですが、真相は、そんな簡単なことでもないようです。
賃金が安いのはみんな一緒。その中で楽しく移住生活を送る人もいれば、ひたすら借金を重ねて、しかもつまらない毎日を送っている人もいるんです。(結果的には帰っちゃいますけどね…。)
そして、ぼくが沖縄に住んでいて感じたことは、衝動的に沖縄移住を決めた人たちほど、借金をこさえる率が高いと言うことです。
なぜか?
それは、おそらく自分自身を知らないままに、行き当たりばったりで行動しているからでしょうね。自分自身の目的や、ライフスタイル、もっと言うと、自分ひとりが一ヶ月生活するのに、いくらかかるかも知らないし考えたこともない…。
これでは借金大王になるのも当たり前でしょう?
自分自身を知らないって言うことがどういうことか、それがあなたの沖縄移住にどういう影響を及ぼすのか、分かりやすく具体的に例を挙げて言うと…。
★沖縄での一ヶ月の生活費はいくら!?
まず、自分自身のことで、一番大事で一番身近なのに、一番おろそかにされている問題を取り上げていきましょう。
それは、ズバリ「お金」です!
あなたはいま、一ヶ月にいくらお金を使っているか把握してますか?
大抵の人は、収入の方は月の給料しかないので、一ヶ月に入ってくるお金の額は把握していても、一ヶ月にいくら使っているのか、出費の方を把握してない人が多いです。
だから、給料日前になるとピーピーになっちゃうんですね(笑)?
もっともピーピーになるだけならいいのですが、最近では、給料日前には必ずア○ムやプロ○スなんてところのお世話になって、給料日に返済。なんて人もかなり多いと聞きます。給料日に返済しちゃうから、次の給料日前になるとまたピーピー…。悪循環です。
はっきり言わせていただきます!
いまの給料でそんな状況になってる人は、沖縄移住はあきらめてください!とてもじゃありませんが沖縄の給料で生活なんて出来ません!
…ね?
これだけ見ても、自分を知らないってことの怖さが分かりますよね?
それと同時に、自分のことを知らない自分を知らなかったことに気がつきました?
「案外自分のことは知らない物です。」なんてよく言われることですが、それって精神的なものだけでなく、こんな身近なことにも当てはまるんですね?
自分のことを知らずに思いつきだけで沖縄移住をした人が、どうなるか…。想像できたと思います。
こんな風にならないために、まずは現在のあなたの一ヶ月の出費を明らかにしましょう!そして、押さえられるところをギリギリまで押さえて、いくらで生活できるかを明らかにしてください。
果たして、それが沖縄の給料で賄えるのか?
イヤ、実は自分自身をよく知らないままに沖縄に移住すると、いまよりもっと一ヶ月の出費が増える可能性があるんです!もちろん収入は減るのにですよ…。
★あなたの一ヶ月の生活必要最低限費はいくら!?
さて、いかがでしたでしょうか?提案した、一ヶ月の出費は計算してみましたか?
キチンと計算してみた人は、きっとビックリされたことでしょう。いままでよく生活できてたなって(笑)。
まだの方は、別に急ぐ必要はありませんので、ちょっとづつ去年の通帳引き落としの額でも眺めてみてください。身が引き締まる思いがすることウケアイです(笑)。
そして、1ヶ月の出費が把握できましたら、次は出費を項目分けして、絶対に生活に必要な最低限の費用、たとえば光熱費や食費、家賃などと、そうでないもの、つまりレジャー費などに分けてみてください。(もちろんタバコやお酒は生活に必要な最低限の費用ではありませんよ(笑)!)
果たして、生活必要最低限費はいくらになりましたか?
結果から言いますと、これが14万円以上の人は、問題外!沖縄移住をする前に、生活や自分自身を変える必要があると思います(笑)!
沖縄での初任給は、一般的な仕事内容なら大体手取り14万円位を目安に考えておくと間違いないでしょう。つまり、これ以上生活必要最低限費かかる人は、沖縄移住した途端、生活は破綻すること間違いなしです!
ですから、そんなに生活必要最低限費がかかる人は、生活そのものを変えるか、高給が取れるような技術を身につける必要があるわけです。
もちろん、沖縄ではナイチに比べたら家賃も安くなるでしょうし、光熱費も比較的安く抑えられます。
とは言っても、生活必要最低限費が14万円以上ではさすがに厳しいと思いますよ。だって、これを読んでるあなたは沖縄に行ってもやっぱりインターネットとかやりたいでしょ?ってことは通信費からプロバイダ料金から、その他にもいろいろかかってくるわけですよ。
ここまで読んで、どう思いましたか?
「えっ!?沖縄ってそんなに給料安いの?」
って声が聞こえてくるようです。
そこで、先に沖縄の仕事事情・給料事情を知っておいてもらった方がいいと思いまして、沖縄の求人情報をまとめた、沖縄の仕事事情と言うページも作ってありますので、まずはそちらに目を通してみてください。
★「沖縄FreeLife〜遊んで暮らす自由気ままな沖縄生活を目指して!〜」
このページには、ぼくの出しているメールマガジン「沖縄FreeLife〜遊んで暮らす自由気ままな沖縄生活を目指して!〜」に連載中の記事を多少編集して掲載しています。
随時更新していきますが、いち早く続きを読みたい方や、ここには載せていないもっと使える沖縄情報が知りたい方は、メールマガジンをご覧下さい。無料で登録できます。
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