沖縄移住

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ひげパパが沖縄に移住した理由

南国沖縄への想い

・沖縄への純粋な想い

時系列的に考えると、ぼくの沖縄への想いは幼稚園時代前後に遡れるようです。

それまでにもテレビなどで見る沖縄のきれいな海のイメージや、他の国のような神秘的なイメージはあったようですが、それらに説得力を与えたのが、おばあちゃんの沖縄土産です。

ぼくのおばあちゃんは、ぼくが小さいとき、よくお友達と一緒に沖縄に旅行に行ってました。

そして、帰って来るといつも写真を見せてくれるんです。その写真はお年寄りばかりでその当時のぼくにはちっとも面白くはなかったんですが、お年寄り達のバックにある風景が、その木の一本一本が、ぼくがいつも見てる物とまるで違って、南国チックなのにとっても興味が湧いたのを覚えています。

またおばあちゃんが買ってきてくれる沖縄のお土産は(今思えばよくある子供だましなんですが(笑)、)、星の砂とか、使用済み実弾とか、指が抜けなくなるハブのおもちゃとか、なんだか不思議で子供心にとってもワクワクしたものです。

その後は、テレビのCMなどで沖縄の海が写ると「いつか行ってみたいなぁ。」と、思う程度の気持ちを持ち続けているだけでした。

・沖縄への不純な想い

それが、高校生ぐらいになって、恋愛モノの漫画を読んだりドラマを見たりすると、サークルの合宿だの南の島での出会いだの、沖縄が舞台になってることが多く、ぼくは、「いつか沖縄で恋をするぞ!」なんて単純にも潜在意識に刷り込まれていた気がします(笑)。

そう!基本的にぼくの沖縄への想いって言うのは不純だったんです(笑)!

そんな想いが一気に現実的になったのが、大学でのサークルの合宿です。いつか漫画で読んだことを実際に自分でやるようにまで成長しました(笑)!

その頃のぼくは、いわゆるナンパでハンパな男(古っ(笑)!)で、海の家でバイトしたり、大学の体育の授業ではウィンド実習を選択したりと、女の子が大好き(←こう書くとソフトだけど、要は女好きってこと(笑)!?)なのが高じて海が大好きになっていました。

ぼくの中ではなぜだか「恋=海」と言う方程式がいつの間にか成り立っていたんです。

そして、どうせ海なら「キングオブ海」、つまり沖縄の海で恋だろ!って思ってました。

そんなぼくにサークルから沖縄旅行の話が来たときには、もちろん二つ返事でOKでした!

沖縄移住へのキッカケ

・沖縄病発病!?

しかし、いざ沖縄に行ってみると、ぼくは周りの女の子はそっちのけで、独りでどんどん沖縄の街をある行きはじめてしまったのです。

そうなんです!沖縄で女の子と恋するハズが、ぼくはすっかり沖縄に恋してしまったんです。その頃にはこんな言葉はありませんでしたが、いわゆる「沖縄病」に一瞬でかかってしまったんです。

イヤ、もしかすると沖縄に来る前に読んだ美味しんぼクッキングパパで、すでに沖縄病のウィルスに感染していたのかもしれません。

これらの漫画を読んで、とにかくおいしい沖縄料理が食べたかったぼくは、女の子が嫌がるような細い路地を抜けた妖しい店ばかりを狙って食べに行きました。

もちろん誰もついて来てくれないんで独りで食べてました。気楽で楽しかったですが、サークル旅行の意味はまったくありませんでした(笑)!

それでもやはり団体旅行は制約があります。

ぼくは、「もっとゆっくり誰にも気兼ねなく独りで沖縄を見て周りたい!もっとディープな沖縄が知りたい!」そんな気持ちになりました。

その時ぼくは、近いうちまた独りで沖縄に来ようと誓ったんです。

・沖縄病の末期症状!?

そうして、今度はバイクで沖縄に上陸しました。

この旅もスゴイ思い出に残るたびでした。その詳細は別のブログでご紹介させていただいているのでここでは割愛させていただきますが、結局この旅のおかげでスッキリするかと思いきや、今度は季節を通じて沖縄を、しかも、見るのではなく体感したいと思うようになってしまったんです。

言ってみれば、沖縄病の末期症状です(笑)。もうこれは沖縄に住むしかありません。ぼくの中で沖縄移住と言う言葉がどんどん大きくなっていったのです。

それに拍車をかけたのが、帰りのフェリーで出会った大阪の方です。ぼくは彼にスゴイ影響を受けました。

・燃え上がる沖縄移住への想い

彼は沖縄に3年住んでいて、今日はその帰りだというんです。

彼は、沖縄で学童保育の先生のボランティアをしていたそうです。ボランティアだから給料はもらえないんですが(それでもお小遣い程度はもらえたと言ってました。)、生活には困らないだけのことはしてくれるとのことでした。

そして、彼は3年の期限を終えてフェリーで帰るところだと言って、お別れ会で子供たちからもらったという、寄せ書きのような物をぼくに見せてくれました。全然関係ないぼくまでその寄せ書きには感動して、思わず涙しそうになりました。

「とってもいい時を過ごせましたよ。沖縄に住みたいなら、こんなやり方もあるんですよ。」

確か彼はそんな意味の言葉をぼくに言ってくれました。

「そうだよな!本気で探せば沖縄移住という目的を達成するための方法なんていくらでもあるハズだ!ヨシッ!本気で沖縄に移住するぞ!」

その時ぼくはものすごいヤル気をもらって、家に帰り次第沖縄移住計画を進めていこうと誓いを立てたんです。

ちなみにその大阪の方とはいまだに年賀状のやり取りなどさせていただいてます。人との出会いって素晴らしいですね。

沖縄移住への後押し

・沖縄移住への不安

しかし、実際沖縄から帰って来ると、本島に沖縄に住めるのかな?って不安が湧いてきます。一番の不安は仕事に対することでした。

その頃は沖縄の情報なんて今ほどなく(友達なんて沖縄ってパスポート必要なんだっけ?って言ってるくらいです。)、沖縄は仕事がないというイメージだけしかありませんでした。

周りのみんなが言うんですよ、「沖縄行ったって仕事もないしどうしようもないよ。」って。だんだんへこんで来ましたね。

もちろんフェリーであった大阪の方の情報も調べて見ましたが、毎年募集してるわけではなく、しかも募集時期も全然あってなかったんです。

他に何かない物か?とにかく本屋さんを歩き回りました。その当時はIターンだのUターンだのがはやり始めたときだったんで、そういう仕事情報誌もあったんですが、沖縄の求人がないんですよ。

「やっぱりダメなのかなぁ…。」だんだんやる気を失い、これといった行動も起こさなくなってきたある時、家の近くに新しく出来た本屋さんにぷらっと入ったんです。

そこでぼくの目に飛び込んできたのは、沖縄離島情報と言う小さな雑誌でした。

・この方法があったじゃん!

ぼくは早速本を開いてページをパラパラめくっていきました。

「やっぱりいいなぁ沖縄。住みたいなぁ。」そんなことを思いながらボーっと見ていたぼくの目はあるページで留まりました。

民宿○○、スタッフ募集!

これだ!何でぼくともあろうものがこれに気づかなかったんだろう?大学の夏休みと言えば海の家や海の民宿でバイトばかりしてたのに…。

民宿バイトは給料は安いけどメリットがあります。住むところと飯には困らない!

ぼくのヤル気はまた燃え上がってきました!

そうだ!まず旅に出よう!そして気に入った街の民宿で、スタッフとして働かせてもらおう!民宿スタッフがこれだけ募集が出ていれば怖い物はない!

ぼくの沖縄移住計画はまた一気に加速したのでした。

沖縄移住へのトドメ

・沖縄移住計画以前進まず…

ところが…。

安心しきったぼくは今度はのんびりモードに入ってしまったんです。

そんなに求人があるなら焦る必要もないな。と。思わず日々の遊びに明け暮れ、沖縄移住のための貯金残高も一向に増えませんでした。

ぼちぼちたまってきたかなぁ。と思っても、今度は沖縄移住に必要な物の買出しや準備ものんびりのんびり、遊び半分です。

周りの友達には、「もうすぐ沖縄に移住するんだ!」って口ばっかりのことを言いふらしてました。

しかし、この口ばっかりが大事件を引き起こしたんです。そうして、ぼくは沖縄に直ちに出発しなくてはならなくなったんです!

・大事件勃発!?そして沖縄移住!

というのは、ある日友達が、

「お前もう沖縄に住むんだよな?俺、早速お前に会いに行ってやるよ。来月休みとって、もうチケットも買っちゃった。沖縄で会おうぜ!」

「はぁ〜?もう休みもとって、チケットも買っちゃった!?」

ありえないですよね?この先走り方!

ただ、こうなっては仕方ありません。ぼくも腹をくくってとにかく沖縄移住を急ピッチで実行に移すよう最大限の努力をしました(笑)!

結果、彼は飛行機、ぼくは船と言うこともあり、ぼくの方が何日か遅れての沖縄入りとなりましたが、無事彼とは石垣行きのフェリーの中で会うことが出来ました。

その友達も友達なら、ぼくもぼくだった言うことでしょうか(笑)!ただ、この友達のおかげで、ぼくの沖縄移住が始まったんです。

あなたも、沖縄移住がしたかったらまずは周りに宣言する!

いい手かもしれませんよ(笑)。